【現場記者の目】南野&遠藤のリオ世代W先発も。年内最後のサバイバルマッチ、生き残るのは?

カンボジアとのアウェイで年内最終戦を迎える日本代表。この試合では、南野拓実、遠藤航のリオ五輪世代の若手も先発の可能性が高まっている。さらに宇佐美貴史や原口元気といった定位置を狙う選手にとってはサバイバルマッチとなる。

2015年11月17日(Tue)10時48分配信

text by 元川悦子 photo Getty Images
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内容・結果ともに圧勝が不可欠

【現場記者の目】南野&遠藤のリオ世代W先発も。年内最後のサバイバルマッチ、生き残るのは?
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督【写真:Getty Images】

 2015年の日本代表はまさに波乱に富んだ1年だった。年明け早々のアジアカップ(オーストラリア)は伏兵・UAEにPK負けし、まさかの8強止まり。直後にハビエル・アギーレ監督解任という大事件が起こった。

 3月には2014年ブラジルW杯で初出場のアルジェリアを16強へと導いたヴァイッド・ハリルホジッチ監督が就任。タテに速く、デュエル(局面の勝負)を重視するスタイルを打ち出したと思いきや、6月の2018年ロシアW杯アジア2次予選初戦・シンガポール戦(埼玉)でスコアレスドロー。

 8月の東アジアカップ(武漢)でも史上初の最下位と、日本サッカー界に大いなる暗雲が立ち込めた。

 それでも9月以降、チーム状態がようやく上向き始め、その後は2次予選4連勝。引かれた相手を攻略する道筋や得点パターンも見えつつある。その流れを止めることなく、明るい未来を予感させるためにも、17日のカンボジア戦(プノンペン)は内容・結果ともに圧勝が必要不可欠だ。

 16日夜に試合会場のナショナル・オリンピック・スタジアムで行われた前日練習でも、最後に円陣が組まれ、指揮官から「最高の試合をして年内を締めくくろう」と檄が飛んだほど、チーム全体が強い意気込みでゲームを迎えようとしている。

 今回は12日のシンガポール戦から大幅にメンバーが入れ替わる見通しだ。前回先制点を挙げた金崎夢生(鹿島)の負傷欠場はほぼ確実。ケガを抱える武藤嘉紀(マインツ)、W杯予選史上初の5戦連続ゴールの記録樹立がかかる本田圭佑(ミラン)らが控えに回るだろう。

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