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日本代表 8年前

「リオ経由ロシア行き」の道を歩む選手は? 五輪出場2年後、W杯に招集された選手たち【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

2008年 北京五輪

2010年南アフリカW杯で日本代表を引っ張った本田圭佑(右)と岡崎慎司(左)
2010年南アフリカW杯で日本代表を引っ張った本田圭佑(右)と岡崎慎司(左)【写真:Getty Images】

【2010年南アフリカW杯でメンバー入りした選手】
長友佑都、内田篤人、岡崎慎司、本田圭佑、森本貴幸

 北京の地で1得点しか奪えず、1勝もできずに大会を後にすることになった。しかし、彼らの反骨精神は素晴らしく、各々が成長を遂げて活躍の場を広げていった。自身を見つめ、悔しさを糧に現状に抗い続けた。内田篤人は、鹿島アントラーズの右サイドバックとして史上初のJリーグ3連覇を達成。日本一の右SBという地位を確固たるものにした。

 そして2年後の南アフリカW杯では本田圭佑がエースとしてチームをけん引。大会直前に1トップにコンバートされると、結果的にそれが奏功し、日本代表はベスト16進出を果たした。元々、能力の高い選手の多い集団だったが、一人ひとりの奮闘がライバルを奮起させるという好循環が生まれていた。

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