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日本代表 7年前

英国人が見たオマーン戦「大迫のゴールはミュラーのよう」「MVPは清武。サウジ戦は絶対に使わないと」

日本代表は11日、キリンチャレンジカップでオマーン代表とホームで対戦して4-0の勝利を収めた。この試合中、スタジアム現地で取材するイングランド人ライターのショーン・キャロル氏に随時話を聞いた。

シリーズ:英国人が見た○○戦 text by 編集部 photo by Shinya Tanaka

「齋藤に期待」「永木が代表レベルにあるかは今日で確認できる」

斎藤
ブラジルW杯直前のザンビア戦以来2年5ヶ月ぶりのA代表出場を果たした齋藤学【写真:田中伸弥】

――スタメンが発表されました。ショーンさんがこの試合で期待する選手は誰でしょうか?
「(齋藤)学に期待したいね。彼は良いアクセントになると思う。Jリーグでは絶好調だし、ドリブルに注目したい。代表ではあのような選手が非常に少ない。彼と清武のプレーは楽しみにしている」

――永木は地元の鹿島でA代表デビューとなりました。
「良いと思う。彼は良い選手だけど、代表レベルにあるかどうかはまだわからない。でも、今日で確認できる。まぁ今日は親善試合で力の劣る相手だから本当に少しだけだけどね」

――今日は親善試合ということで6人の交代枠があるので、途中出場の選手にも期待ですね。
「そうだね。でも、個人的にあまりそれは好きじゃない。選手を交代しすぎたら試合の流れがバラバラになってしまって面白くなくなるから」

――試合の注目ポイントはどこでしょうか?
「失点をゼロに抑えないといけない。そして、ポゼッションを高めるよりもチャンスをたくさん作らなきゃ」

――オマーン戦は最終予選で首位に立つサウジアラビア戦に向けたテストマッチですね。
「それよりもハリルホジッチ監督は選手のコンディションを確認したいんじゃないかな」

――オマーン代表は“仮想サウジアラビア”とのことですが、イングランド代表でも“仮想〇〇”というのはあるのでしょうか?
「もちろんあるよ。でも、どこまで役立つかはちょっとわからないね。戦術的には役に立つと思うけど、それ以外はわからない」

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