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群馬で13得点の瀬川、大宮へ完全移籍。シュミットは仙台に復帰、金民友は水原へ

text by 編集部 photo by Getty Images

瀬川祐輔  キム・ミヌ
シュミット・ダニエル(左)仙台復帰。キム・ミヌ(中央)は水原、瀬川祐輔(右)は大宮へ【写真:Getty Images】

 今季の明治安田生命Jリーグは全日程を終了し、各チームが新シーズンに向けて補強や戦力整理に動いている。

 9日にはザスパクサツ群馬の瀬川祐輔が大宮アルディージャへ完全移籍すると発表された。大卒1年目でリーグ戦13得点を記録し、昨年の江坂任と同じ道をたどってJ1へステップアップを果たしている。

 J2でプレーしながら日本代表候補GK合宿メンバーに選ばれたシュミット・ダニエルは、松本山雅FCからベガルタ仙台へ復帰することが決まった。2メートル近い長身を生かしたダイナミックなセービングに磨きをかけ、来季は同じく代表経験のある六反勇治とのポジション争いに挑む。

 J1昇格を決めたセレッソ大阪は、元U-19クロアチア代表DFマテイ・ヨニッチを獲得した。韓国の仁川ユナイテッドFCからの完全移籍で、2年連続Kリーグベストイレブンに選出された実力者が加入する。

 サガン鳥栖を退団することが決まっていた韓国代表MFキム・ミヌは、水原三星ブルーウィングスへ移籍することとなった。クラブ公式サイト上では「サガン鳥栖に関わる全ての皆さま、今までありがとうございました。これからもサガン鳥栖を応援し続けるので、タイトル獲得を目指して上に向かって下さい。私も違うチームで、自分自身が成長出来るように、皆さまにいいお知らせを届けられるように頑張ります」とコメントしている。

 また今季途中からFC岐阜へ期限付き移籍していた韓国人MF崔誠根は、鳥栖から水原三星ブルーウィングスへ移籍することとなり、母国でもキム・ミヌのチームメイトになる。37歳のDF小林久晃は現役引退を表明した。

 12月9日に発表された主な移籍は以下の通り。

瀬川祐輔(群馬→大宮、完全移籍)
マテイ・ヨニッチ(仁川ユナイテッドFC→C大阪、完全移籍)
キム・ミヌ(鳥栖→水原三星ブルーウィングス、完全移籍)
崔誠根(鳥栖→水原三星ブルーウィングス、完全移籍)
小林久晃(鳥栖→現役引退)
シュミット・ダニエル(松本→仙台、期限付き移籍期間満了)
後藤雅明(早稲田大→湘南、新加入)
丹羽詩温(明治大→愛媛、新加入)
風間宏希(北九州→山形、完全移籍)
大島秀夫(北九州→現役引退)
清本拓己(岐阜→大分、完全移籍)
藏川洋平(熊本→未定、契約満了)

【了】

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