ドルト、難敵相手に10人でドロー。ロイス退場でより明確になった強み

 ボルシア・ドルトムントは現地時間16日、好調ホッフェンハイムと対戦した。ブンデスリーガ唯一の無敗チームとのアウェイゲームは2-2の引き分け。前半終盤にマルコ・ロイスが退場となった“アクシデント”が、一人の男をかえって輝かせた。(取材・文:本田千尋【ホッフェンハイム】)

2016年12月17日(Sat)12時01分配信

text by 本田千尋 photo Getty Images
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難敵相手に苦しい立ち上がりのドルトムント

マルコ・ロイス
前半に退場したマルコ・ロイス【写真:Getty Images】

 アクシデントに救われた。2016年12月16日のブンデスリーガ第15節、ボルシア・ドルトムントはアウェイでホッフェンハイムと戦った。

 開始早々の3分。CBベンダーの裏にロングボールを蹴られ、ウトに抜け出される。中途半端に飛び出したバイデンフェラーもかわされて、簡単に失点を喫してしまう。

 怪我明けで今季初出場のベンダーの裏を狙ったことを初めとして、[5-3-2]のホッフェンハイムはしっかりとドルトムント対策を練ってきた。3ボランチと2トップは、ギンター、ベンダー、バルトラの3CBにプレッシングを掛けながら、バイグルとゲッツェの2ボランチをマークし、ドルトムントのビルドアップを封じる。右インサイドにポジションに取るデンベレに対しても、ボールが入ればボランチとCBで囲んだ。

 デンベレが前を向けば危険な存在であることは、11分の得点シーンが何よりの証明だ。自陣センターサークル付近からドリブルを始めたデンベレは、そのままペナルティエリアの手前まで進むと、ゲッツェの同点ゴールをアシスト。以後はホッフェンハイムの守備陣も徹底的にデンベレを見るようになる。

 こうしてチームとしての機能性が奪われたドルトムント。20分にはセットプレーから失点する。ベンダーはトルヤンに1対1を果敢に挑まれ、バイグルにはワーグナーがべったり張り付く。ホッフェンハイムのペースで試合が進む。そして41分にロイスがカウンターに出るアミリを手で止めて2枚目のイエロー。退場となった。ドルトムントは10人となり、さらに追い込まれた。

 しかしロイスの退場で、事態はわずかに好転する。

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