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日本人対決やクラシコの可能性も。8強出揃った欧州CL、今日組み合わせ抽選

text by 編集部 photo by Getty Images

チャンピオンズリーグ
チャンピオンズリーグ組み合わせ抽選【写真:Getty Images】

 欧州のクラブ王者を決める大会であるチャンピオンズリーグ(CL)は、ベスト16にあたる決勝トーナメント1回戦が今週までに行われ、準々決勝へ進む8チームが確定した。現地時間17日には、準々決勝の組み合わせ抽選会が行われる。

 8強にはやはり各国から強豪チームが勢揃い。スペインからは昨季CL王者であるレアル・マドリーと、同じ町のライバルチームであり昨季準優勝のアトレティコ・マドリー、そしてパリ・サンジェルマンとの決勝トーナメント1回戦でサッカー史に残る大逆転劇を演じたバルセロナの3チームが残った。

 ドイツからはブンデスリーガ4連覇中の強豪バイエルン・ミュンヘンと、日本代表MF香川真司が所属するボルシア・ドルトムントの2チーム。イタリアからはセリエAで5連覇中のユベントス、イングランドからはFW岡崎慎司の所属する昨季プレミアリーグ王者のレスター・シティ、そしてフランスからはモナコが準々決勝へ勝ち進んだ。

 ベスト16では同国対決やグループステージで同居したチーム同士の対戦を避ける形で抽選が行われるが、準々決勝ではそのような制約はなく、どのチームとどのチームが対戦することも可能となる。

 したがって、バルセロナとレアル・マドリーによる“クラシコ“や、昨季決勝の再現となるレアル・マドリー対アトレティコ・マドリーのダービーマッチといったカードが実現する可能性もある。バイエルンとドルトムントのドイツ対決や、現時点で優勝候補上位と言われるバルセロナとバイエルンの激突などもあり得る。

 ドルトムントとレスターが対戦し、香川と岡崎による“日本人対決“が実現する可能性は7分の1ということになる。CL準々決勝の舞台で2人の日本人の所属チームが激突すれば、長友佑都(インテル)と内田篤人(シャルケ)が2010/11シーズンに対戦して以来6年ぶりとなる。

 組み合わせ抽選会は欧州サッカー連盟(UEFA)本部のあるスイスのニヨンで、17日の現地時間12時(日本時間20時)より行われる。準々決勝の試合は1stレグが4月11日および12日、2ndレグがその翌週の18日および19日に開催される。

【了】

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