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G大阪、前半3失点で中国の江蘇に完敗。グループ最下位に転落

text by 編集部 photo by Getty Images

ガンバ大阪
江蘇蘇寧に敗れたガンバ大阪(写真は前回対戦時のもの)【写真:Getty Images】

【江蘇蘇寧 3-0 ガンバ大阪 ACL GS第4節】

 AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)・グループH第4節が11日に行われ、ガンバ大阪は中国の江蘇蘇寧に0-3で敗れる結果となった。

 ここまで3試合で勝ち点3の獲得にとどまり、グループ突破に向けてこれ以上は勝ち点を落とせない状況だったG大阪。だが、江蘇が昨年約65億円で獲得したアレックス・テイシェイラと約36億円で獲得したラミレスの“100億円コンビ“に序盤から隙を突かれてしまった。

 開始からわずか3分、中盤で遠藤がボールを失ってしまい、奪ったアレックス・テイシェイラがそのままゴールへ突進。自ら持ち込んで先制のゴールを奪った。さらに7分、アレックス・テイシェイラからのクロスがゴール前へ抜けてきたところにラミレスが足を出し、江蘇蘇寧がリードを2点に広げる。

 その後もセットプレーなどからゴールを脅かされていたG大阪は、前半終了間際にも3点目を許してしまう。ゴール正面の遠目の位置でのFKから、エリア内に上げられたボールに韓国代表DFホン・ジョンホが頭で合わせてGK東口の頭上を抜いた。

 後半開始から藤春を投入してシステムを変更し反撃を試みるG大阪だが、依然としてゴールは遠い。ファウルでプレーが止まっていたとはいえポストに当てられるシュートや、交代で入ったコロンビア代表FWマルティネスの至近距離からのヘディングなど、4点目を奪われてもおかしくない場面も少なくなかった。

 結局後半は両チームともに無得点に終わり、G大阪は0-3で敗戦。江蘇蘇寧は2試合を残して決勝トーナメント進出を決めた。G大阪は最下位に転落したが、2位と3位のアデレード・ユナイテッド(豪州)と済州ユナイテッド(韓国)もG大阪と1差の勝ち点4にとどまっており、2位通過の可能性はまだ残されている。

【得点者】
3分 1-0 アレックス・テイシェイラ(江蘇蘇寧)
7分 2-0 ラミレス(江蘇蘇寧)
43分 3-0 ホン・ジョンホ(江蘇蘇寧)

【了】

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