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絶好調・香川、1G1Aと躍動も…。ミスや不運でドルト敗戦、CL4強遠のく

text by 編集部 photo by Getty Images

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香川真司が1ゴール1アシストの活躍も…【写真:Getty Images】

【ボルシア・ドルトムント 2-3 モナコ チャンピオンズリーグ準々決勝1stレグ】

 現地時間12日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグでボルシア・ドルトムントはホームにモナコを迎え、2-3で敗れた。MF香川真司はフル出場し、1ゴール1アシストの大活躍を見せている。

 11日に開催予定だったこのカードは、ドルトムントのチームバスを標的とした爆発事件が起きたため延期となった。チームの精神的なダメージも気になるところだが、日程の都合上12日に開催する以外に選択肢がなかったとされている。

 ホームのサポーターがいつも以上の一体感でドルトムントを後押しするが、先に決定機を手にしたのはモナコ。16分、ムバッペがペナルティエリア内でファウルを受けたとしてPKを獲得する。だが、これをファビーニョが失敗してしまう。それでも19分、鋭いカウンターからムバッペが押し込み、モナコが先制。映像ではムバッペの位置がオフサイドだったものの、審判団は得点を認めた。

 その後もドルトムントは苦しい展開。ボールを持って前に出ればもろくなっているサイドの守備を突かれ、何度もカウンターでピンチとなる。35分にはベンダーのオウンゴールで2点目を献上してしまった。

 後半に入ってドルトムントが反撃ののろしをあげる。57分、左からクロスが入るとオーバメヤンが難しい体勢になりながらもヒールに当てた。ゴールの方向へ転がるボールに香川が反応。GKの前で触って横に出すと、無人となったゴールにデンベレが流し込んだ。

 その後はしばらくドルトムントの時間帯となるが、同点弾が決まらない。すると、ミスで流れを手放してしまった。79分、最終ラインでのパスが弱くなると、フランスの新星ムバッペにインターセプトされてそのままゴール。ドルトムントは再び2点を追うことになった。

 それでも香川は諦めていなかった。84分、右サイドからグラウンダーのボールが入ると、相手DFの前に入った香川がボールをコントロール。素早く切り返して流れるような動きからシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。

 だが、そのあとが続かず、ドルトムントは2-3で敗戦。ホームで望んでいたような結果を手にすることはできなかった。

【得点者】
19分 0-1 ムバッペ(モナコ)
35分 0-2 オウンゴール(モナコ)
57分 1-2 デンベレ(ドルトムント)
79分 1-3 ムバッペ(モナコ)
84分 2-3 香川(ドルトムント)

【了】

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