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Jリーグ 7年前

移籍加入したJクラブでレジェンドと化した5選手。在籍15季目以上のバンディエラたち【編集部フォーカス】

移籍を繰り返す選手がいるいっぽうで、所属チームを変えずにプレーし続けている選手もおり、彼らに対してサポーターは特別な思いを寄せる。今回は、若手時代に移籍を経験し、2017シーズンで同一クラブに15シーズン目以上の連続在籍となった選手のなかから5人を紹介する。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ヴェルディでは練習生から這い上がった苦労人。日本代表主将も経験

横浜F・マリノスのDF中澤佑二
横浜F・マリノスのDF中澤佑二【写真:Getty Images】

中澤佑二(なかざわ・ゆうじ/横浜F・マリノス)

【経歴】
ヴェルディ川崎(~00)
東京ヴェルディ(01)
横浜F・マリノス(02~)

 1978年2月25日生まれ。ヴェルディ川崎では練習生から這い上がるなど、不屈の闘志を持つ中澤佑二。所属クラブで存在感を高めると、シドニー五輪では日の丸を背負った。横浜FMにステップアップしてからも上昇カーブは右肩上がりで、03、04年にはJ1連覇に貢献した。

 昨シーズンは3年連続フルタイム出場を達成し、今シーズンもトリコロールの最終ラインで輝きを放っている。10年南アフリカW杯で日本は、堅守を前面に押し出しベスト16に進出したが、中澤の働きがチームの力になったのは間違いない。円熟味を増すベテランは、まだまだ一戦級の力を備えている。

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