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浦和、敵地で完敗…唯一の韓国勢・済州に完封され9年ぶりACLベスト8進出に暗雲

text by 編集部 photo by Getty Images

浦和
浦和は敵地で済州に敗戦【写真:Getty Images】

【済州 2-0 浦和 ACL決勝トーナメント1回戦1stレグ】

 浦和レッズは24日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦の1stレグで韓国の済州ユナイテッドとアウェイで対戦した。

 グループステージでは首位通過を果たし、2シーズン連続となる決勝トーナメントに進出した浦和。対する済州はクラブ史上初の決勝トーナメントを戦っており、韓国勢で唯一の勝ち残り組でもある。

 しかし、先制点を奪ったのはホームの済州だった。7分、右サイドからのクロスをブラジル人FWマルセロに叩き込まれてリードを奪われてしまう。

 浦和は22分に森脇良太、35分にはズラタンがシュートを狙うも相手GKに阻まれてしまい、前半は0-1のビハインドで終える。

 後半に入っても柏木陽介のゲームメイクを中心に済州ゴールへと迫るが、なかなか得点には結びつかない。77分にはその柏木がゴール正面から狙ったミドルシュートは相手DFにブロックされてしまう。

 82分には再びマルセロに危険なシュートを放たれるも、ここは精度の低さに助けられる。85分にはセットプレーからズラタンがヘディングシュートを狙うがこれは相手GKの正面。終盤には途中出場の李忠成が2度の決定機を外してしまう。

 逆に浦和は前掛かりになったところをカウンターから最後はチン・ソンウクに決められ、リードを2点に広げられてしまう。

 結局最後まで浦和は済州からゴールを奪うことができず、0-2で敗戦を喫した。9年ぶりとなるACLベスト8に進出(当時はベスト4で敗退)するためには、31日にホームで行われる2ndレグで勝利を収めることが絶対条件となる。

【得点者】
1-0 7分 マルセロ(済州)
2-0 90+2分 チン・ソンウク(済州)

【了】

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