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香川、ドルト監督の退任に「学ぶものも悔しい部分もたくさんあった」

text by 編集部 photo by Getty Images

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香川真司【写真:Getty Images】

 日本代表は2日、シリアとの親善試合およびロシアW杯アジア最終予選・イラク代表戦に向けて練習を行った。

 この日から香川真司がチームに合流している。ドイツ杯(DFBポカール)を制してドルトムントでの今シーズンを終えた。「すごく嬉しかったです」と優勝を喜んだが、「自分の中で切り替わっている。もうあの話は忘れたいというか、次に向かって進まないといけない。しっかりといい準備をしていきたい」と気持ちはすでに“代表モード”になっている。

 ドルトムントは、トーマス・トゥヘル監督が今季限りで退任することを発表している。香川はこの件について「チームが決めたことなので、チームに聞いてほしい」とした。それでも「僕は一緒にやって学ぶものはたくさんあったし、逆に悔しい部分もたくさんあった」と言う。

 重要な試合で起用されないなど悔しい思いもしたが、前向きに捉えている。

「自分のこれからのサッカー人生においてとてもいい経験になると思っているし、何より色々な監督とトップレベルの場所でやることは自分にとってもプラスしかない。そういう意味ではいい2年間だったと思っている」

 新シーズンで再び活躍するためにも、まずはハリルジャパンを勝利に導くパフォーマンスを見せたいところだ。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

【了】

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