【英国人の視点】横浜FC、L・ドミンゲスという起爆剤。イバとの強力コンビがJ1昇格導く可能性

大混戦となっている今季の明治安田生命J2リーグ。J1昇格に向け、夏の移籍市場ではアタッカーの補強が目立っているが、横浜FCはかつてJ1年間最優秀選手に輝いたレアンドロ・ドミンゲスを獲得した。イバという強力なアタッカーを擁するチームに、ブラジル人のテクニシャンはどのようなプラスアルファをもたらすだろうか。(取材・文:ショーン・キャロル、翻訳:フットボールチャンネル編集部)

2017年07月29日(Sat)10時39分配信

text by ショーン・キャロル photo Getty Images
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来季から変わるJ1昇格のレギュレーション。今季は勝負の年か

J1昇格プレーオフ
Jリーグが発表した「J1参入プレーオフ(仮称)」のトーナメント表【図:編集部】

 Jリーグは、何か手を加える必要があると感じることなく同じシステムを2年以上貫くことができないかのようだ。2018シーズンからはまたしても昇格システムが再編されるため、各チームが現在のプレーオフ方式でJ1昇格を勝ち取るチャンスは今年が最後となる。

 昨季のプレーオフ勝者であるセレッソ大阪がJ1のシーズン半ばを過ぎて首位に立っているにもかかわらず、来年からは昇格に新たなハードルが設けられる。シーズン後のプレーオフ勝利チームはJ1の16位チームとの入れ替え戦を戦い、トップリーグで戦える力があることを証明しなければならない。

 日程の上ではとても歓迎できるとは言い難いこの追加により、J2の42試合を戦い終えて3位で終えたチームがプレーオフで2チームの挑戦を退けたとしても、それまでの9ヶ月間にリーグで下から3番目の成績を残したチームとの2試合に敗れてしまえば2部残留を強いられるということになる。

 これがフェアであるかどうかの議論は別の機会に委ねるとしても、この変更は今季の昇格候補である各チームにシーズン途中の強化を促したようだ。現行方式で最後となるプレーオフへの出場の可能性を強めるため、あるいは、もちろん2つの自動昇格枠から直接のJ1昇格を目指すために。

 移籍市場の再開以来、上位9チームのうち6チームが新たな外国人アタッカーをチームに加えた。現在首位の湘南ベルマーレは大宮アルディージャからドラガン・ムルジャを獲得。横浜FCはレアンドロ・ドミンゲスを日本に連れ戻し、名古屋グランパスも同じブラジル人のガブリエル・シャビエルを連れてきた。

 ファジアーノ岡山はキム・ジョンミンとニコラス・オルシーニ、松本山雅FCは経験豊富なダヴィを手に入れ、東京ヴェルディにはミゲル・アンヘル・ロティーナ監督と同じスペイン人のカルロス・マルティネスが加入した。

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