イバとレアンドロが負担を分け合えることへの期待
イバもレアンドロの加入を歓迎し、彼ほどの才能と攻撃志向を持つ選手が加わったことで、決定的な仕事をする負担を分け合えることを期待している。
「彼が来る前には、相手が僕ばかりをマークしていた。2人や3人に付かれていた。今は1対1でやれるようになったので、ボールを落とすこともできるし、もう少しプレーできるようになる。相手は彼のことも怖がっているから、僕の仕事はやりやすくなるよ」
「今日すでに分かったように、彼と(佐藤)謙介、ザト(中里崇宏)、ノム(野村)は良い関係を築くことができていて、そのことで僕に大きなスペースが生まれる。彼と一緒に練習してまだ2週間だから、お互いのことをそれほど分かっているわけではないが、練習を続けていけばもっと良くなると思う。彼が僕らにとって大きな助けになることは間違いない」
練習でのレアンドロが、ブラジル人らしく量より質を求めるタイプであることも認めつつ、三浦知良も新たなチームメートに好印象を抱いた様子を見せている。
「最近の練習試合で彼は3回か4回ゴールチャンスを作っていたけど、今日も特に前半にチャンスを作っていた。そういう選手だと思う。試合では練習以上に守備も頑張っていたから安心したよ!」 長崎戦の後半に交代出場し、Jリーグの最年長出場記録をさらに伸ばした50歳は冗談交じりにそう話していた。
「ブラジル人だからね。スタイルも分かるし、実戦になればギアを2つも3つも上げてくるということも分かる。今日もそうだったと思う」