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磐田MF松井大輔、ポーランド移籍に「厳しい状況に身を置いた方がいいかなと」

text by 青木務 photo by Getty Images

ジュビロ磐田からポーランド2部オドラ・オポーレへの移籍が決まった松井大輔
ジュビロ磐田からポーランド2部オドラ・オポーレへの移籍が決まった松井大輔【写真:Getty Images】

 ポーランド2部のオドラ・オポーレへ完全移籍するJ1ジュビロ磐田のMF松井大輔が3日、報道陣の取材に応じた。

 磐田に残る選択肢も「十分にあった」という松井はチームについて「状態もいいし、このままいけば上位を狙って優勝争いに食い込めると思う。(磐田に)いたいなという気持ちもすごくあった」と明かしている。

 今シーズンはリーグ戦7試合の出場にとどまったが、ピッチに立てばチームのためにプレー。例え残り数分というタイミングで投入されても、不満の色も見せずに全力で戦った。そうした姿勢は周囲に好影響を与え、好調を陰から支えていた。

「環境を変えたり、安定があると外に出てみたくなるのかな。厳しい状況に身を置いた方が自分としては、目先のことじゃなくて将来的にもいいんじゃないかなと」

 日本代表でも活躍し、クラブレベルでは欧州4ヶ国でプレーしてきた。13/14シーズンにはポーランド1部のレヒア・グダニスクに所属しており、3年ぶりのポーランド復帰となる。

「ずっと試合に出続けることが今の一番の目標なので、頑張りたい」

 36歳のファンタジスタが新天地でどのようなパフォーマンスを見せるか注目だ。

(取材・文:青木務)

【了】

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