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木本恭生と長谷川竜也、“同期”の2人がC大阪と川崎Fをルヴァン杯決勝に導く

text by 編集部 photo by Getty Images

長谷川竜也、木本恭生
長谷川竜也と木本恭生【写真:Getty Images for DAZN】

 ルヴァンカップ準決勝第2戦の2試合が8日に行われ、セレッソ大阪と川崎フロンターレが決勝進出を決めた。それぞれのチームの勝利を決定づけたのは、中学・高校時代の“同期”の2人だった。

 C大阪は準決勝でガンバ大阪とのダービーマッチを戦った。ホームでの第1戦を2-2で終え、第2戦は1-1で後半アディショナルタイムを迎える。そのままではアウェイゴールの差で敗退となるところだったが、95分を迎えたところでMF木本恭生が劇的な勝ち越しゴールを奪ってチームを決勝へ導いた。

 一方の川崎Fはベガルタ仙台との準決勝を戦い、第1戦はアウェイで2-3の敗戦。第2戦は2-1のリードで終盤を迎え、そのままでもアウェイゴールで勝ち進める状況だったが、90分にMF長谷川竜也が勝利を決定づける3点目を加えた。

 木本と長谷川は、ともに静岡学園中学校・静岡学園高校で6年間を過ごした同期生だった。2012年の卒業後、木本は福岡大学を経て昨年C大阪に加入。長谷川は順天堂大学を経て昨年川崎Fに加入し、プロ2年目のシーズンを過ごしている。

 それぞれのチームで徐々に出場機会を増やしてきた2人が、カップ戦の決勝進出を決定づけるという重要な仕事をやってのけた。11月4日にはタイトルを懸けて決勝で激突する。

【了】

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