フットボールチャンネル

日本代表、ロシアW杯メンバー決定は「おそらく5月31日」。ハリル監督が選考を語る

text by 編集部 photo by Getty Images

日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督
日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督【写真:Getty Images】

 日本サッカー協会(JFA)は15日、ヨーロッパ遠征に臨む日本代表メンバーを発表した。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は会見の中で、ロシアワールドカップ本大会のメンバーを発表する時期について言及している。

 日本代表は3月の欧州遠征を終えたあと、5月30日に日産スタジアムでガーナ代表と対戦する。その後、日本を離れ、6月8日にスイス代表と、同12日にパラグアイ代表と対戦し、本番に備えることが決まっている。

 ロシアワールドカップに臨む日本代表発表の時期についてハリルホジッチ監督は「おそらくガーナ戦が終わって31日になると思う。ヨーロッパへ行く直前だろう」とコメントした。

 さらに選考基準について改めて語っている。

「本大会に臨む監督はみんなそうだが、サッカーの面、感情の面、全てを考慮してチョイスしなければいけないので本当に大変だ。かかわる選手たちは人間的にもみんな素晴らしい。私はプレーで選ぶが、人間性も本当に素晴らしい。かかわる選手に私は本当に愛着がある。ただ、サッカーの面であれば、どのようなオーガナイズを伴って戦うか、私が選択しなければならない。6ヶ月前に良かったから呼ぶわけではない。そのときに良くなければいけない」

「23人の基準はいろいろある。サッカーの面でも人間性の面でも、ものすごく難しい作業になる。たとえば、浅野(拓磨)と井手口(陽介)の状況が今どうなっているか。それに、経験のある選手が本当に本大会で何かをもたらせるのか。その時に違う状況になっているのではないか。規律の問題で排除するのは簡単だが、チョイスはサッカーの面で何をもたらせるかを考えなければいけない。プレッシャーは本当に大きなものがあるだろう。だが、私はプレッシャーに弱くない。間違いだったかどうかは、大会が終わったあとにしか分からない」

 ハリルホジッチ監督は「確信がなければチームに呼べない」とも語った。その上で「全員で戦っていく」ことを強調。「しっかりと日本のサッカーを見せる。それがショーウインド-として世界に発信される。そういったことで、国民の皆さんにも期待してほしい」と述べた。

【了】

★W杯予選まとめはこちら★

KANZENからのお知らせ

scroll top