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W杯同組コロンビア、強国フランスに逆転勝利。日本の初戦の相手が自信をつける

text by 編集部 photo by Getty Images

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日本と同組のコロンビア、フランスに逆転勝利【写真:Getty Images】

【フランス 2-3 コロンビア 国際親善試合】

 現地時間23日に行われた国際親善試合でコロンビア代表はフランス代表と対戦し、3-2の逆転勝利を収めた。

 ロシアワールドカップで日本と同組のコロンビアは、FIFAランキングで9位の強国フランスとテストマッチ。ハメス・ロドリゲス、ファルカオといった主力も先発した。

 だが、主導権を握ったのはフランス。ワールドカップ優勝経験のある強国は、コロンビアを自陣に貼り付けた。11分、左サイドを突破したディニュが深い位置からグラウンダーのクロスを入れると、コロンビアの守護神オスピナが足もとのボールをゴール前に弾く。これをジルーがねじ込んでフランスが先制した。

 その後もコロンビアはなかなか敵陣に入り込めない。26分に強烈なカウンターを食らった。

 フランスはボールを奪って速攻を仕掛けると、右からのパスを中央で受けたグリーズマンがヒールで後方へ。フリーで受けたムバッペが左前方に出すと、ルマールがフリーで決めた。上下左右の揺さぶりにコロンビアはどうすることもできない。

 その2分後、コロンビアは1点を返す。左サイドでボールを持ったムリエルが右足でクロスを入れると、このボールに味方は触れず。しかし、これがかえってGKに対するフェイントとなり、そのままゴールネットを揺らした。

 後半に入ると、前半沈黙していたコロンビアが目を覚ます。防戦一方ではなくなったコロンビアは62分に同点とした。敵陣でウリベがカンテからボールを奪うと、すぐに右サイドのスペースに展開。ハメス・ロドリゲスの折り返しにファルカオが合わせて2-2となる。鋭い攻守の切り替えでフランスに立て直す時間を与えなかった。

 フランスを相手に引かないコロンビアは終盤に逆転する。85分、途中出場のイスキエルドがペナルティエリアに入ったところでファウルを受けてPKを獲得すると、キンテロが冷静にゴール。2点のビハインドから逆転した。

 コロンビアは6月19日にロシアワールドカップ初戦で日本と対戦する。確かな実力のあるフランスを下したことで、自信を深めているはずだ。

【得点者】
11分 1-0 ジルー(フランス)
26分 2-0 ルマール(フランス)
28分 2-1 ムリエル(コロンビア)
62分 2-2 ファルカオ(コロンビア)
85分 2-3 キンテロ(コロンビア)

【了】

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