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【ウクライナ戦直前】ハリルJに提言したいスタメン案。日本代表のイレブンをFチャン編集部が厳選

text by 編集部 photo by Getty Images

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フットボールチャンネル編集部が提言する日本代表のウクライナ戦スタメン

 日本代表は27日、キリンチャレンジカップでウクライナ代表と対戦する。

 23日のマリ代表戦は結果、内容ともに消化不良に終わった。選手たちが危機感を募らせる中、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督はどのようなスタメンを選ぶのか。

 ウクライナ戦もテストの場として、指揮官は様々な選手を起用するかもしれない。アピールしたい面々にとっては出場機会がほしいところだが、この試合はチームの反発力も問われる。選手の入れ替えはあるはずだが、守備陣など同じユニットで臨むというテストの方法もあるだろう。

 GKは川島永嗣。最終ラインは長友佑都、槙野智章、昌子源、酒井高徳。宇賀神友弥は右膝に違和感があるようだ。今シリーズは吉田麻也が不在だが、こうした状況はワールドカップ本大会でも起こり得る。その場合、現状では槙野と昌子の序列がCB陣では高い。彼らの連係を深める意味でもウクライナ戦も継続して起用したい。また、守護神・川島には彼らを支える役割に期待する。

 ダブルボランチの一角は長谷部誠で決まり。問題はキャプテンと誰がコンビを組むのかというところ。大島僚太が負傷してしまったため、長谷部とのコンビ歴が長い山口蛍を据える。トップ下は柴崎岳。ハリルジャパンのメンバーに名を連ねるのは久々だが、スペインで成長した姿を見せたい。

 前線の3枚は左が原口元気、右が久保裕也。そして『1トップ・本田圭佑』を推す。

 最前線で身体を張り、ボールを収められる大迫勇也は、シンプルに縦へ進むハリルジャパンのスタイルにあって貴重な存在だ。しかし、万全の状態ではないという。ならば、本田を置くのも面白い。サイドでの裏抜けではなく、中央でのキープ力を発揮する方が彼の特徴に合っている。指揮官の構想では右ウイングかもしれないが、ワールドカップアジア最終予選・アウェイのオーストラリア戦では1トップで起用している。今回の試合で試す価値はあるのではないか。

 本田はウクライナについて「マリより強い」と警戒している。そんな相手に勝つことができれば、チームの自信回復に繋がる。何より、ハリルホジッチ監督自身が勝利を欲しているはず。指揮官がどのような采配を見せるか注目だ。

【了】

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