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川崎F、ACL初勝利ならず。敗退決定後の上海上港戦は敵地でドロー

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

川崎フロンターレ
川崎フロンターレ(試合は前回の上海上港戦)【写真:Getty Images】

【上海上港 1-1 川崎フロンターレ ACLグループF第5節】

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループF第5節の試合が4日に行われ、川崎フロンターレはアウェイで中国の上海上港と対戦した。

 試合開始直前に、川崎Fはグループステージでの敗退が決まってしまっていた。望みを繋ぐためには同グループの試合で蔚山現代とメルボルン・ビクトリーが引き分ける必要があったが、蔚山が勝利を収めたことで可能性は絶たれた。

 それでもJ1昨季王者としての意地を見せたい川崎Fだが、22分には大きなピンチ。アフメドフをエリア内で倒してPKを与えてしまったが、キッカーを務めた元川崎Fのフッキが放ったシュートは大きくクロスバーの上を越えた。

 0-0のまま迎えた後半半ばの68分、先制点はホームチームに生まれる。オスカルのパスを受けて左サイドに抜け出したフッキが折り返し、エウケソンがシュート。ブラジル人トリオのプレーで上海上港がリードを奪った。

 だが川崎Fもその6分後、同点に追いつくことに成功。森谷からのクロスに合わせた知念のヘディングシュートで1-1とした。

 そのまま試合終了を迎え、1-1のドロー。完全アウェイの地でビハインドから勝ち点1を獲得した川崎Fだが、大会初勝利はならなかった。

【得点者】
68分 1-0 エウケソン(上海上港)
74分 1-1 知念慶(川崎F)

【了】

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