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フランスの名将アンリ・ミシェル氏が死去。4ヶ国を率いてW杯4大会で指揮

text by 編集部 photo by Getty Images

アンリ・ミシェル
アンリ・ミシェル氏【写真:Getty Images】

 元フランス代表MFであり、フランスなどの代表監督としてワールドカップ4大会で指揮を執ったアンリ・ミシェル氏が現地時間24日朝に死去した。70歳だった。

 フランスサッカー連盟(FFF)は公式サイトでミシェル氏の死去を伝えた。ノエル・ル・グラエ会長は、「非常に悲しいことだ。FFFは今朝アンリ・ミシェル氏の死去を知った。彼は選手としても監督としても素晴らしいキャリアを過ごした」とコメントしている。

 ミシェル氏は現役時代にはナントで活躍し、クラブ歴代最多の531試合に出場。フランス代表としても58キャップを重ね、1978年ワールドカップメンバーにも選出された。

 指導者としては1984年から88年までフランス代表を指揮。ミシェル・プラティニ氏らを擁するチームを率いて1986年ワールドカップで3位の好成績を残した。

 1994年大会ではカメルーン代表、1998年大会ではモロッコ代表、2006年大会ではコートジボワール代表をそれぞれ率いてワールドカップを戦った。他にもUAEやチュニジア、赤道ギニア、ケニアの代表監督を歴任し、クラブレベルでも欧州やアジア、アフリカなど世界のクラブを渡り歩いた。

【了】

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