「柴崎のような選手を見るのは楽しい」「もしフェライニが入ったら…」
中盤でゲームメイクの役割を担った柴崎岳【写真：Getty Images】
――試合が始まりました！ ファーストシュートは香川が放ちましたね。
「それは良い！ シンジ、もっと打って打って！」
――立ち上がりの日本はベルギー相手に臆している様子はなさそうですね！
「全然ないね。本当に良い立ち上がり。モチベーションも高そうだし、落ち着いてプレーしているね。でも、まだ80分以上も残っている」
――昌子がロングシュート！ E-1選手権では凄いシュートを決めていましたね。
「本人もその瞬間を思い出したかな？」
――ここまでアザールのドリブルから決定的なチャンスを作られていませんね。
「ここまではしっかり集中をキープしている。でもベルギーにボールを持たせ過ぎるのは少し危険。日本も少しはポゼッションを大切にしないと」
――25分にはルカク、アザール、コンパニと立て続けにチャンスが訪れました…。
「今は少し押し込まれている…。展開が変わらなければハーフタイムまでに失点しそう。」
――日本は我慢の時間が続きます。
「そうだね。今はもっと落ち着いてボールを回してもいい」
――今日の柴崎のプレーはどうでしょうか？
「岳のプレーは本当にヤット（遠藤保仁）と似てるね。たまに“危ない”と思う時があるけど、彼は常に距離感などを分かってる。彼のような選手を見るのは楽しい」
――前半の終盤、ベルギーに度々セットプレーを与えてしまっていますね。
「もしフェライニが入ったらもっと怖くなるよ…」
――日本は長友のクロスから最後は大迫が合わせました。クルトワが一度はキャッチし損ねましたが、抑えられてしまいました。
「日本は良くなったね。でもまた大迫はビッグチャンスを活かせなかった…」
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