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鹿島、初のACL4強進出へ大きく前進。レオ&セルジーニョ弾で無失点勝利

text by 編集部 photo by Getty Images

鹿島アントラーズ
鹿島アントラーズが天津権健に勝利【写真:Getty Images】

【鹿島アントラーズ 2-0 天津権健 ACL準々決勝1stレグ】

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝1stレグの試合が28日に行われ、鹿島アントラーズが中国の天津権健と対戦した。

 クラブ史上初のACL準決勝進出を目指す鹿島。元ブラジル代表FWパトを擁し、中国の絶対王者広州恒大との同国対決を制して勝ち上がってきた強敵をホームに迎えた。

 ホームの鹿島はボールを支配し先制点をうかがうが、あと一歩ゴールが遠い。遠藤康のシュートなどでチャンスはあったが無得点のまま前半を折り返した。

 後半もゴールを狙い続けた鹿島の攻勢がついに実ったのは60分。左からのクロスをペナルティーエリア手前の遠藤が頭で落とすと、レオ・シルバが右足ボレーで合わせて鋭いシュートを突き刺した。

 待望の1点を奪った鹿島はさらに72分にもリードを広げる。夏に加入した新戦力セルジーニョが敵陣中央でボールを受け、ペナルティーアーク手前から強烈な左足ミドルをゴール左隅へ突き刺す。セルジーニョは移籍後初ゴールとなった。

 終盤は天津にゴールを脅かされる場面もあった鹿島だが、アウェイゴールを許すことなく2点差で試合終了。3週間後にアウェイで行われる2ndレグに有利なスコアで乗り込む。

【得点者】
60分 1-0 レオ・シルバ(鹿島)
72分 2-0 セルジーニョ(鹿島)

【了】

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