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Jリーグ 6年前

柏レイソル、“9度目の挑戦”も失敗。苦境を象徴する場面とは? 再確認すべきストロングポイント

明治安田生命J1リーグ第25節が1日に行われ、柏レイソルは横浜F・マリノスに1-3で敗れた。この日の敗戦で横浜FMに抜かれ、順位は15位に下がった。浮上のきっかけを掴めそうで掴めない日々が続くレイソルは、苦境を脱することができるだろうか。(取材・文:青木務)

text by 青木務 photo by Getty Images for DAZN

結果、内容ともに完敗

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またも連勝を逃がした柏レイソル【写真:Getty Images】

 9度目のチャレンジだった。今季まだ連勝のない柏レイソルは、調子が上がらぬまま残留争いに足を突っ込んでいる。順位の近い横浜F・マリノス戦の重要性を、小泉慶はこう話していた。

「次の試合に勝てるか勝てないかで、本当に状況が変わってくる。まだ連勝していないのはレイソルだけということで、だからこの順位で燻っていると思いますし、やっぱり連勝しないと波に乗っていけない。ホームで久々に勝ったこの勢いのままに、次はアウェイですけどしっかり勝ち点3を取れるようにやっていきたいなと思います」

 全試合スタメン出場中の小池龍太は、勝った次の試合だからこそより一層集中して臨まなければいけないと言う。

「切り替えというところはできてきていますし、次の試合に向けた準備もできてきています。その中で気持ちの部分、一つ勝ったから良しというところが見えてしまう部分が練習でもあるので、そういうところはスタッフ含め、監督、選手でもっと引き締めてやらなきゃいけないと思います。それができていないからこそ連勝できていなかったので、もっと厳しくやらなきゃいけない」

 前節のV・ファーレン長崎戦を5-1と大勝したレイソルは、『今度こそは』という気持ちで日産スタジアムに乗り込んだ。しかし、横浜FM戦のスコアは1-3。レイソルはいいところを全く出せず、内容的にも完敗だった。

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