日本代表が示したポテンシャル、新戦力躍動の理由。『個』を活かす森保監督の手腕と視点【宮澤ミシェルの独り言】

日本代表選出経験も持つ元Jリーガーで、現役引退後は解説者として活躍中の宮澤ミシェル氏の連載企画。第19回は、新生日本代表の初陣となったキリンチャレンジカップ・コスタリカ戦について。森保ジャパンのパフォーマンスを、宮澤氏はどう見たのか。(語り手:宮澤ミシェル)

2018年09月14日(Fri)10時30分配信

シリーズ:宮澤ミシェルの独り言
text by 青木務 photo Shinya Tanaka , Junichi Ebisawa
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「絡んだ全員が最高の仕事をした」と宮澤氏が評すシーンとは?

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宮澤ミシェル氏が日本対コスタリカ戦について語った【写真:海老沢純一】

 コスタリカ戦は観ていてワクワクするゲームだった。ポイント、ポイントで色々なことがあったけど、森保(一)監督が[4-4-2]で始めるとは思わなかった。[3-4-2-1]がベースにある監督だから。でも、やっぱり適応力もあるんだなと。(サンフレッチェ)広島でずっとやってきた形だけじゃなくて、このチームではどのバランスが一番いいのか、というのを考えてこの試合に臨んだと思う。

 試合内容も非常に良かった。前線からプレスをかけて、守備が連動して。合宿では攻撃を重点的にやってきたみたいだね。U-16代表を率いる森山(佳郎)監督も言っていたんだけど、『個』で何かできる選手をこれから選んでいくかもしれないと。今まではチームにうまくハマる選手を選んで、その中で何ができるかということだったけど、今度は『個』があって組織の中で何ができるか。そうしないと世界のトップ30やトップ20に入っていくことが難しいと。

 個人が際立つと言う意味では、コスタリカ戦はそういうものを見せてくれたゲームだったね。試合終了直前に伊東が決めた3点目は、東口(順昭)からだったんだよね。半身で構えている遠藤(航)に出して、遠藤のパスを受けた浅野(拓磨)がトラップから伊東(純也)に渡している。それで伊東が一気に勝負したでしょう。流れも含めて、あそこに絡んだ全員が最高の仕事をしている。

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