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香川真司 6年前

香川をトップ下にすべき理由。模索続くドルトムント、新たな組み合わせを試すその価値

ボルシア・ドルトムントは26日、ブンデスリーガ第5節でニュルンベルクと対戦する。中盤の組み合わせをまだ“模索”している同クラブは、今節でまた新たな構成を試すかもしれない。そこに、香川真司の名はあるのだろうか。(取材・文:本田千尋【ドイツ】)

text by 本田千尋 photo by Getty Images

中盤の組み合わせはまだ模索中

ルシアン・ファブレ
ドルトムントを率いるルシアン・ファブレ監督【写真:Getty Images】

 “最適解”を探し続けるボルシア・ドルトムントだが、図らずとも新たな組み合わせを試すことになりそうだ。26日に行われるブンデスリーガの第5節で、ニュルンベルクをホームに迎える。

 まずDF陣で、選手の入れ替えがある。開幕戦からレギュラーだったアブデゥ・ディアロがニュルンベルク戦に出場することができない。22日のホッフェンハイム戦でレッドカードを貰ったフランス人CBに、1試合の出場停止処分が下った。依然としてエメル・トプラクは負傷離脱中。よってU-20フランス代表CBダン=アクセル・ザガドゥが起用されることになりそうだ。

 また、24日の会見で、ルシアン・ファブレ監督はマリオ・ゲッツェについて言及。

「私は決断を下さなくてはならない。彼がメンバーに入るか入らないかは、対戦相手とシステムによる」

 背番号10はホッフェンハイム戦でベンチ外だったが、スイス人指揮官の口ぶりでは、ニュルンベルク戦で再びメンバー入りするとは限らないようである。DF陣と違い、負傷者や出場停止の選手は出ていないが、中盤の組み合わせについて、まだ“模索”が続いていくのは間違いない。

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