柏レイソルにV字回復の道は? ギリギリの戦いで積み上げるしかない自信と勝ち点

2018年10月01日(Mon)11時29分配信

text by 青木務 photo Getty Images for DAZN
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少しずつ前進はしている

 相手のポジションチェンジに出し抜かれそうになりながら、中央を締める守備はある程度できた。また、奪ってからの速い攻撃も見せた。勝ち点こそ取れなかったが、レイソルは手ぶらで帰ったわけではない。リードを守れていないとはいえ、2試合連続で先制点も挙げた。追いかける展開を強いられることの多かったチームは、少しずつ前進していると言えるのではないか。

 レイソルにとって真価の問われるゲームが続いているが、次節のサンフレッチェ広島戦も同様だ。攻守の切り替えで違いを生み出す広島には、パトリックという一発もある。浦和戦でレイソルはミスから失点している。状況に応じた正しい判断をしなければ当然、広島にも狙われるだろう。無失点を前提としながらも、ゴールを許しても動じないメンタリティで臨みたい。

 最下位のV・ファーレン長崎との勝ち点差はわずか『3』。ガンバ大阪は4連勝でジャンプアップを果たした。今後も順位の変動はあるはずだが、ライバルの動向に一喜一憂している場合ではない。

「降格圏にいて、他の下位のチームが勝ったりしている中で自分たちは勝てていない。周りを見て焦らないと言ったら嘘になるし、危機感もすごく出ている状況ではありますけど、やっぱり外の状況ばかり気にしていたらダメだと思う。まず大事なのは自分たち。みんなで残留という目標に向かっていかないといけないですし、落ち込んでいる暇もないと思う」(小泉)

 浦和戦の反省点をチームで共有し、広島戦に向かいたいところだ。勝利が最良だが、最低でも1ポイントを掴まなければならない。リーグ制覇を目指す相手から勝ち点を奪えれば、浮上の兆しも見えてくる。

(取材・文:青木務)

【了】

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