柴崎岳、出場機会激減でも自信揺らがず。W杯を経て気づいたこと、自ら望んだ競争の中へ

日本代表は8日、新潟市内で合宿をスタートさせた。今回はロシアワールドカップの中心メンバーも合流し、いよいよアジアカップに向けた本格的な競争が始まる。その中で、クラブで苦境に立たされながらチャンスを与えられた柴崎岳は、ワールドカップを経験した身として、今何を思うのだろうか。(取材・文:舩木渉)

2018年10月09日(Tue)11時15分配信

text by 舩木渉 photo Getty Images
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出番がなくても自信は揺らがず

柴崎岳
柴崎岳はヘタフェでベンチ外の日々が続く。直近のレバンテ戦もスタンド観戦【写真:Getty Images】

 森保一監督にとって2度目となる日本代表の合宿が8日から始まった。

 今月12日のパナマ戦と同16日のウルグアイ戦に向けた招集メンバーリストには、ロシアワールドカップで主力を担った面々の名前も。アジアカップまで残された活動機会が限られている中で、指揮官は既存戦力と新戦力の融合を始めようとしている。

 ただ、ワールドカップ以来の日本代表復帰となった選手の中に、大会を終えてから所属クラブに戻って状況が変わってしまった者が何人かいる。その1人が柴崎岳だ。

 加入2年目のヘタフェで今季はほとんど出番を得られていない。レアル・マドリーとの開幕戦には先発起用されたものの、現時点でリーグ戦の出場は2試合のみ。直近の3試合ではベンチにも入れていない。

 それでも本人は「比較的難しいシーズンを送っていると思いますけど、自信だったりとか、自分に対しての信頼は揺るがないものがある」と動じない。チーム内での立ち位置が「見たまんま」でも、試合に絡めていないことによる変化や影響を感じてはいないようだ。

 8日の練習中には森保監督とコミュニケーションをとる場面もあった。話題はやはりコンディションについて。試合に継続的に絡めていない状況で、どれくらいの練習量を確保できているかなどを確認し、指揮官も問題ないとの認識を得られた様子だった。そのうえで改めて柴崎への信頼を強調する。

「賢い選手だと思いますし、ボランチで求められるプレーをできると思いますし、状況に合わせてプレーができる選手だと思っています。ボランチでのプレーという部分では、鹿島時代、私が広島の監督をやってる時にだいぶ痛い目に遭ったし、すごいプレーをしているなと(苦笑)。その時もボランチもやってましたし、(ヘタフェで)1つ前の攻撃的なポジションもやっているということで、両方ともできる選手と認識しています」

 一方、柴崎は「個人的にはボランチの選手だと思っています。僕のやりたいポジションもそこですしね」と語り、「オーソドックスな形であればボランチが一番適任かなと思っている」と最も得意とする役割で競争に割って入るつもりでいる。

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