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日本代表 6年前

もう地味なんて言わせるな。日本代表の新たな看板選手へ、酒井宏樹が為すべき究極の命題

日本代表は16日にウルグアイと親善試合を行う。ロシアワールドカップ以来の代表招集となったDF酒井宏樹は、FIFAランク5位の強豪を相手に先発が予想される。新たな日本の看板選手へ、酒井に求めたいこととは。(取材・文:元川悦子)

text by 元川悦子 photo by Getty Images

現メンバーでの最強布陣で

酒井宏樹
日本代表の酒井宏樹【写真:Getty Images】

 12日のパナマ戦(新潟)を3-0で勝利し、翌日のトレーニング後、16日の次戦の地・埼玉へ移動してきた日本代表。2日後のウルグアイ戦に向け、14日夕方から再始動したが、右足首の捻挫で13日の練習を欠席した伊東純也も合流。再び23人全員が揃った。

 森保一監督体制2戦連発のスピードスターは別メニューながらもスパイクを履いて走っていて、試合出場は大丈夫そうだ。他にコンディション面に問題を抱える選手もいないため、指揮官も現状でのベストメンバーを選択できる状況と言っていい。

 今回はパナマ戦に出ていない2018年ロシアワールドカップ主力組の長友佑都、吉田麻也、酒井宏樹の3人が先発出場するはずだ。ウルグアイは12日の韓国戦には1-2で敗れたものの、FIFAランク5位の強豪。日本の最強陣容で行かなければ勝機を見出せない。

 このため、スタメンはGK東口順昭、DF(右から)酒井、三浦弦太、吉田、長友、ボランチ・柴崎、遠藤航、右MF堂安律、左MF中島翔哉、セカンドトップ・南野拓実、FW大迫勇也という顔ぶれが濃厚。ロシア組と若い世代の融合の本格的な第一歩と言えるチーム構成になるはずだ。

 ロシア組最終ライン3人衆にとっては、このウルグアイ戦が新体制のリスタートとなる。その中の1人である酒井宏樹は「まだ4年後は全然考えられないけど、1試合ずついいプレーをしていければいい」と地道にキャリアを積み重ねていく考えだ。

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