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世界No.1若手選手は誰? 20歳以下から厳選。プレーヤー能力値ランキング、Fチャン編集部選定(10位~1位)【編集部フォーカス】

リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の名手たちの各能力を独断で数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する。(選出は1998年1月1日以降に生まれた選手のみ)

シリーズ:18/19能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

10位:イタリアに現れた新たな大器

ピエトロ・ペッレグリ
ピエトロ・ペッレグリの能力値【写真:Getty Images】

FW:ピエトロ・ペッレグリ(イタリア/モナコ)
生年月日:2001年3月17日(17歳)
身長188cm 体重80kg
利き足:右
昨季リーグ戦成績:6試合2得点0アシスト(ジェノア)
市場価格:800万ユーロ(約10億円)

 15歳280日でセリエAデビューを飾り、16歳184日で初の1試合2ゴールを達成(セリエA史上最年少記録)するなど、ジェノア所属時に鮮烈な活躍をみせたイタリアの大器。身長はFWとしては大柄な188cmのため、空中戦にも強く、ポストプレーの上手さも光る。

 数々のビッグクラブが興味を示したが、ペッレグリは昨冬、2500万ユーロ(約32億円)という16歳には異例の移籍金を支払ったモナコに移籍を決断。最近は怪我の影響で目立った活躍をみせることはできていないが、将来のアッズーリを背負うだけのポテンシャルを秘めていることは確かだ。

9位:エジルの後継者

カイ・ハベルツ
カイ・ハベルツの能力値【写真:Getty Images】

MF:カイ・ハフェルツ(ドイツ代表/レバークーゼン)
生年月日:1999年6月11日(19歳)
身長186cm 体重77kg
利き足:右
昨季リーグ戦成績:30試合3得点9アシスト
市場価格:3500万ユーロ(約44億円)

 レバークーゼンが誇るドイツの新たな司令塔。的確なボール捌きと繊細なタッチはまるでメスト・エジルのようだという声も挙がっており、同選手の正統な後継者だという声も多々ある。19歳ながらすでにドイツ代表デビューも飾っているなど、将来の同国代表の中盤を支配する存在となり得るだろう。フィニッシュの精度にはやや改善が必要だが、今後の成長が楽しみな選手であることは間違いない。

8位:父はオランダの英雄

ユスティン・クライファート
ユスティン・クライファートの能力値【写真:Getty Images】

FW:ユスティン・クライファート(オランダ代表/ローマ)
生年月日:1999年5月5日(19歳)
身長171 体重66kg
利き足:右
昨季リーグ戦成績:30試合10得点5アシスト(アヤックス)
市場価格:1500万ユーロ(約19億円)

 父にオランダの英雄・パトリックを持つオランダの新たなエース候補こそ、ユスティン・クライファートである。偉大な父は典型的なストライカーだったが、息子・ユスティンはスピードに乗ったドリブルを得意とするサイドアタッカーだ。

 アヤックスで名を馳せた同選手は今夏、イタリアの名門・ローマに移籍を決断。同クラブでの序列は決して高くはないが、途中出場でも違いを生みだしてくれる頼もしい存在だ。数々の若手を育て上げてきたエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督の下、どのような成長を遂げるのか。注目が集まる。

【次ページ】7位~4位

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