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【J1第30節】川崎Fが連覇へ前進。ACL争いと残留争いは残り4試合で大混戦続く

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

Jリーグ
J1第30節が終了【写真:Getty Images for DAZN】

 明治安田生命J1リーグ第30節の全9試合が19日から21日にかけて各地で開催された。

 今節が終了すれば、残りの試合は延期分を除いてわずか4節となる。優勝争い、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権争い、残留争いのいずれも接戦が続いており、ひとつの結果がシーズン終了時の目標達成を大きく左右しかねない状況だ。

 優勝争いでは2位のサンフレッチェ広島が清水エスパルスに0-2の敗戦を喫して3連敗。一方で首位の川崎フロンターレはヴィッセル神戸と対戦し、一旦は1-3のリードを奪われながらも大逆転で5-3の勝利を収めた。この結果、川崎Fが広島に4ポイント差をつけ、連覇に向けて大きく前進している。

 ACL争いでは浦和レッズが鹿島アントラーズとの直接対決に3-1で勝利。北海道コンサドーレ札幌は湘南ベルマーレと2-2で引き分けて勝ち点1を加えた。FC東京を1-0で破ったセレッソ大阪も3位浮上に望みを繋いでいる。

 FC東京は敗れながらも得失点差で鹿島を上回って3位に再浮上。4位鹿島、5位浦和、6位札幌、7位C大阪まで5チームがわずか2ポイント差という混戦であり、しかも札幌とC大阪は延期分の1試合を多く残している。

 下位では柏レイソルとの直接対決を制した名古屋グランパス、ベガルタ仙台を破ったサガン鳥栖が順位を上げ、柏が降格圏の17位に転落。こちらも14位名古屋、15位磐田、16位鳥栖、17位柏の4チームが1ポイント内にひしめく大混戦が続いている。

 J1第30節の全9試合の結果は以下のとおり。

柏 0-1 名古屋
仙台 2-3 鳥栖
清水 2-0 広島
G大阪 2-1 横浜FM
浦和 3-1 鹿島
湘南 2-2 札幌
FC東京 0-1 C大阪
川崎F 5-3 神戸
長崎 0-0 磐田

【了】

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