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Jリーグ 6年前

川崎Fが示した王者の戦いぶり。広島は前半戦とは“別のチーム”に…J1優勝争いの現状をおさらい

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

足踏み状態が続く広島

 今節の戦いだけを切り取れば、前年度王者がリーグ制覇へ突っ走りそうな気配がある。ライバルは足踏み状態が続いている。

 前半戦、飛ぶ鳥を落とす勢いで勝ち点を稼いでいた広島は、9月以降、急ブレーキを強いられている。

 リーグ戦4試合勝ちなしで迎えた今節の清水エスパルス戦、城福浩監督は川辺駿をスタメンで起用し、柏好文をジョーカーとしてベンチに置く采配に出た。しかし、前節の静岡ダービーでの大勝、さらに日本代表初キャップを刻んだ北川航也を擁する清水に0-2と敗れた。

 前半19分、CKのサインプレーで意表を突かれると、北川をフリーにしゴールを許した。47分にはカウンターを浴び、最後はチョン・テセに決められた。清水の無駄のない攻撃に広島は追いつけず、無理な対応を迫られたが止められなかった。

 これで広島は5試合未勝利。その間8失点を喫し、1得点しか奪えていない。川崎Fとの勝ち点差は『4』に広がった。広島はこのまま、ディフェンディングチャンピオンの独走を許してしまうのか。

【了】

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