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天皇杯、J2山形がJ1首位の川崎Fを撃破。浦和と仙台も準決勝進出

text by 編集部 photo by Getty Images

モンテディオ山形
モンテディオ山形などが天皇杯準決勝へ【写真:Getty Images】

 天皇杯準々決勝の3試合が24日に行われ、浦和レッズとサガン鳥栖、ジュビロ磐田とベガルタ仙台、川崎フロンターレとモンテディオ山形がそれぞれ対戦した。

 今季J1で首位に立ち、昨季に続いての連覇に向けて前進している川崎Fは、J2勢ながらも8強に勝ち進んできた山形と敵地で対戦。今週末はルヴァン杯決勝でリーグ戦がないこともありベストメンバーで臨んだ。

 だが前半2分にはCKからのこぼれ球を小林成豪が押し込んで山形が先制。36分にもFKに合わせた坂井達弥のゴールでリードを広げ、前半を2点差で折り返す予想外の展開に。さらに49分にもボールを奪ってのカウンターから阪野豊史が決めて3点差とする。

 川崎Fもそこから反撃に転じ、60分には後半から出場の知念慶が決めて1点を返す。GKチョン・ソンリョンの退場で10人になりながらも64分には再び知念が決めて1点差に。だがその後は最後まで耐え抜いた山形が3-2で競り勝って準決勝進出を果たした。

 J1の最近5試合で4勝1分けと好調な浦和は鳥栖と対戦。前半に宇賀神友弥と槙野智章がゴールを奪い、2-0の勝利で準決勝へ進んだ。

 磐田と仙台の対戦は前半9分、小川航基のゴールで磐田が先制。だが仙台も86分に交代出場のジャーメイン良が同点ゴールを奪い、延長戦に持ち込む。そのままスコアは動かずPK戦に突入し、4-3で仙台に軍配が上がった。

 準々決勝のもう1試合、鹿島アントラーズ対ヴァンフォーレ甲府戦は11月21日に開催される。準決勝では仙台と山形、浦和と鹿島対甲府戦の勝者がそれぞれ対戦する。

【了】

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