マルコ・ロイスが2得点【写真:Getty Images】
【ボルシア・ドルトムント 3-2 バイエルン・ミュンヘン ブンデスリーガ第11節】
現地時間10日に行われたブンデスリーガ第11節のボルシア・ドルトムント対バイエルン・ミュンヘンは、3-2でホームのドルトムントが勝利した。ドルトムントのMF香川真司はベンチ入りしていない。
ドイツの絶対王者であるバイエルンと、本来であればそれを追う立場のドルトムント。今季は好調ドルトムントに不振のバイエルンが挑む構図となった。
ただ、試合が始まるとバイエルンが底力を発揮。今季の低調なパフォーマンスとは違い、首位を相手に気持ちの入ったプレーを見せる。
26分、先制したのはアウェイのバイエルン。右サイドのニャブリが鋭いクロスを入れると、ゴール前でフリーとなっていたレバンドフスキが頭で合わせて1-0とした。
しかし、後半に入るとドルトムントが反撃に転じた。49分、スルーパスに抜け出したロイスがGKノイアーとの接触を誘ってPKを獲得。これを自ら決めて同点とする。
その3分後にはレバンドフスキのゴールでバイエルンに再度リードを許すも、59分にパコ・アルカセルを投入して決定機が続いた。
守備の混乱が続いたバイエルンは、軽いプレーが目立ったフンメルスを下げて65分にジューレを入れる。
それでもドルトムントの勢いは止まらない。チャンスを生かし切れないドルトムントだったが、67分に再びロイス。右サイドからのグラウンダーのクロスにうまくダイレクトで合わせて2-2となった。73分には自陣からヴィツェルが出したスルーパスにアルカセルが抜け出してそのままゴール。ドルトムントがこの試合初めてリードを奪う。
その後はドルトムントが優位に進めて1点のリードを維持。3-2で試合終了を迎え、ドルトムントがバイエルンから勝ち点3を手にした。
【得点者】
26分 0-1 レバンドフスキ(バイエルン)
49分 1-1 ロイス(ドルトムント)
52分 1-2 レバンドフスキ(バイエルン)
67分 2-2 ロイス(ドルトムント)
73分 3-2 アルカセル(ドルトムント)
【了】