やはりC・ロナウド。ユベントスが強力である理由。ミランを葬った「マンU戦の教訓」

セリエA第12節、ユベントスはアウェイでミランと対戦して2-0と勝利した。チャンピオンズリーグ(CL)でのマンチェスター・ユナイテッド戦では、内容で圧倒しながらも敗戦。この一戦を教訓にチームとして課題をクリアしたユベントスはさらに強力なチームとなった。そして、試合を終わらせたのは、やはりあの男だった。(取材・文:神尾光臣【イタリア】)

2018年11月12日(Mon)12時30分配信

text by 神尾光臣 photo Getty Images
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「良い内容のサッカーをしても、勝つためには不十分なのだ」

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ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督【写真:Getty Images】

「マンチェスター・ユナイテッド戦のあと、とても良いサッカーをしていたという賛辞を頂いた。だが試合には負けたんだ。良い内容のサッカーをしても、勝つためには不十分なのだ」

 11日のミラン戦の後、ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督はそう語った。

 7日のマンチェスター・U戦での内容そのものは、もしかしたら今季最高の一つだったかもしれない。スピードとリズムの高いパス交換で相手を押し込み、多くのチャンスを創出する。放ったシュートは21本だ。でも負けた。終盤にペースと集中力を落とし、追加点を挙げるチャンスを失いゴールも献上した。

 一方ミラン戦では、シュートは12本にとどまる(それでも少なくはないが)。そこそこ相手の逆襲も許していたし、ボールを回収した数は57と同数だ。しかし、試合には危なげなく勝った。勝負所を見極めて点を奪い、ミランに打たせたシュートは5本にとどめている。しかも枠内シュートは2本、そのうち1本はゴンサロ・イグアインのPKだ。

「相手を制限しなければならないところでは、きちんと制限できていた。マンU戦の教訓が生かされていたと思う」と、記者会見で指揮官は顔を綻ばせた。90分間にわたり集中を切らさず、点を取るべきところでしっかりと仕留めるチームの姿があった。

 まずは8分に先取点を奪い、試合の流れを掌握。左サイドバックのアレックス・サンドロが、自らにプレッシャーが掛けられていないと見るやアーリークロスを放つ。これを、ファーに流れていたマリオ・マンジュキッチが高い打点のヘディングで合わせて決めた。

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