宮本ガンバはなぜV字回復できたのか? 東口順昭と三浦弦太、日本代表が語る2つの要因

2018年12月03日(Mon)12時21分配信

text by 下河原基弘 photo Getty Images
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すでに目は2019年シーズンに向いている

 チーム全体のことだけでなく、一人ひとりの役割についても、分かりやすく細分化して伝えることで、選手たちは迷わずに自分の仕事をまっとうできる状況を作りだしていたのだ。「すごい、ありがたいですよね」と、若きCBはしみじみと話した。

 今季は開幕から6戦未勝利(1分け5敗)と、序盤のもたつきがシーズンを通して苦しむ原因となった。東口は、「Jリーグ自体の入りがよくないと苦しいシーズンになる。今は、どのチームが優勝しても、どのチームが落ちてもおかしくない時代」と話した。だからこそ「入りの部分ではスタートダッシュが大事」と来季躍進のためにも、今年と同じ轍を踏まないことの重要性を語った。

 それも含めて、指揮官も来年の課題は分かっているはず。この試合のよくなかった部分を例に取り、こう語る。

「前から行く守備と、後ろが少し重たくなってしまったところで、間延びしてしまった時間が長かったですし、そこら辺は来季に向けて改善ポイントだと思います。あとは速い攻めというのを意識している中で、遅行になった時の、もう少し相手との駆け引きであったり、ポジショニングであったり、パスを受けるタイミングであったりなどは改善する必要があると思いました」

 数十分前に終わった試合を早速振り返って分析し、来季に向けての修正点として挙げるなど、すでに目は2019年シーズンに向いている。

 驚異的な修正力でクラブをJ2降格から救ったレジェンドが、しっかりとした準備期間を得て、万全の態勢で来季を迎える。

(取材・文:下河原基弘)

【了】

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