C大阪、日本代表FW擁すも…攻撃は不発で低評価。節目の18年、主力流出で来季は新時代【2018年Jリーグ通信簿】

今シーズンのJ1リーグも全日程が終了した。この1年を振り返り、各クラブはどのようなシーズンを過ごしたのだろうか。今回は、ユン・ジョンファン監督体制2年目となったセレッソ大阪の今季を振り返る。

2018年12月27日(Thu)10時30分配信

シリーズ:2018年Jリーグ通信簿
text by 編集部 photo Getty Images
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ゴールを決めるべき人が大ブレーキ

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セレッソ大阪【写真:Getty Images】

 昨季に就任したユン・ジョンファン監督は、1年目にしてクラブに初タイトルをもたらした。YBCルヴァンカップ決勝に進出すると、川崎フロンターレに勝利し優勝を果たした。さらに今年の元日、天皇杯ファイナルで横浜F・マリノスを下して2冠を達成。クラブOBでもあるユン監督はC大阪をリーグ屈指のチームへと押し上げた。

 迎えた今季、FUJI XEROX SUPER CUP 2018も制し、意気揚々とJ1開幕を迎えた。しかし、初戦から4戦勝ちなしとスタートダッシュに失敗。それでも第5節・湘南ベルマーレ戦(2○1)から4連勝を達成するなど調子を取り戻した。

 一方でAFCチャンピオンズリーグでは主力を温存したこともあってグループリーグで早々と敗退。その方針に賛否両論が巻き起こった。

 リーグ戦1本となったことで順調に勝ち点を伸ばすことに成功し、ロシアワールドカップによる中断前最後の一戦となったサンフレッチェ広島戦も2-0と勝利した。しかし、中断期間中にはクラブの生え抜きでありエースの柿谷曜一朗に移籍の可能性が浮上。オファーを出したのはライバルのガンバ大阪だった。最終的に残留となったものの、チームが揺れたのは間違いないだろう。

 そして、リーグが再開するとC大阪は7試合未勝利と調子を落とす。最終節を勝利で締めくくったものの、ユン・ジョンファン監督体制も今季で終焉となった。

 同監督は“負けにくい”チームを作った。今季の連敗は一度だけ、それも2連敗で収めている。それだけに勝利を呼び込む力が必要だったが、チーム得点王は丸橋祐介と高木俊幸の6ゴール。サイドバックの丸橋の活躍は素晴らしいが、決めるべき人は他にもいたはず。

 清武弘嗣と柿谷は4点。昨季は22ゴールと得点王争いを演じた杉本健勇だが、今季は5得点と大ブレーキ。日本代表FWが不発では、白星を伸ばすのは難しい。

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