南野拓実のブレーキが森保監督にとって正念場である理由。アジア杯2戦目も課題に直面【西部の目】

日本代表は13日、AFCアジアカップ・グループリーグ第2節でオマーン代表と対戦し1-0と勝利した。守備面は初戦から進歩が見られたものの、攻撃は再構築が必要な状況だ。2大会ぶりのアジア制覇へ、もう一段階レベルを上げたいところだ。(取材・文:西部謙司【UAE】)

2019年01月14日(Mon)11時30分配信

シリーズ:西部の目
text by 西部謙司 photo Getty Images
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決定力があるはずの南野が決められない

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南野拓実は決定機をモノにできなかった【写真:Getty Images】

 試合を3つに分けると、前半20分までは4回の決定機があった日本圧勝の流れ。しかし、ことごとく外す、あるいはGKの好セーブに阻まれた。2つめは日本にPKが与えられ、長友佑都のハンドが見逃されて1-0で折り返す幸運な時間帯。この間も日本は2回の得点チャンスがあった。一方、21分にオマーンのカウンターを食らって失点寸前のシーンも。そして3つめの後半、日本は慎重に試合を塩漬けにして逃げ切っている。

 最初の20分間、南野拓実は2つのGKとの1対1を仕留め損ねた。その後も、もう1回チャンスがあったがそれもゲットできず。得点源がブレーキになってしまった。

 森保一監督は極めて有能な「二代目型」の監督だと思っているが、前任の西野朗監督から攻撃の核だった香川真司を引き継がなかった。カタールワールドカップを考えると、新たなエースを見つけなければならないからだ。そして、すぐに南野が台頭した。

 しかし、その南野が1試合目は埋没、2試合目はブレーキ。だからといって、そう簡単に諦めるわけにもいかない。森保監督、南野にとって正念場である。

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