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日本代表 5年前

アジアカップ、日本代表が得た3つの収穫。控え組が示した決勝Tへのヒントとは?【西部の目】

日本代表は17日、AFCアジアカップ2019・グループリーグF組第3節でウズベキスタン代表と対戦し、2-1と逆転勝利を収めた。脆弱性を露呈する場面も散見されたが、過去2戦から進歩を見せるなど収穫はあった。(取材・文:西部謙司【UAE】)

シリーズ:西部の目 text by 西部謙司 photo by Getty Images , Shinya Tanaka

収穫は青山、塩谷、武藤、伊東

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ウズベキスタンに逆転勝利。収穫もあった【写真:Getty Images】

 北川航也のほかは先発メンバーを入れ替えた日本に対して、ウズベキスタンはレギュラークラスも起用。初出場は日本の7人、ウズベキスタンは1人。

 前半はまったく互角といっていい展開。ウズベキスタンは丁寧にパスを回しながら穴を探るが、日本の守備ブロックの中には侵入できない。日本のほうが侵入はできていたものの、それ以前のパスワークでのミスも目立つ。40分にショムロドフに先制されたが、武藤嘉紀のヘディングで追いつき1-1で折り返す。

 後半に塩谷司の強烈なミドルシュートで逆転すると、守備を固めながらカウンターを繰り出す。そのまま2-1で試合を終えた。後半は手堅い試合運びの日本ペースだった。

 この試合で次へのヒントを見つけたい日本の収穫は、青山敏弘と塩谷のボランチコンビ。大迫勇也が出場できないときの一番手として武藤にメドが立ったこと。そしてカウンターで伊東純也が武器になることが改めて確認された。

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