「要注意人物はやはりアリ」
――いよいよ決勝戦が始まります。ショーンさんはどういった試合展開を期待しますか
「日本は立ち上がりに主導権を握らないといけないですね。僕はこの間のUAE対カタールの準決勝も観に行って、カタールは攻撃的で本当に良いチームだと思いました」
――今日のスタメンには負傷中の遠藤航に代わり塩谷司が入っています。彼に期待する部分はどんなところでしょうか
「守備での役割ですね。カタールが簡単にチャンスを作れないようにプレーしないといけない。ボール奪って、味方にパスを出すことは彼の仕事だと思う。しかし、素晴らしいシュートも出来るね!」
――また、本日の日本のスタメンは全員が海外組。これは史上初のことのようです。やはり代表として世界で結果を残すには、海外クラブでの活躍というのは必要になってくるでしょうか
「その通りですね。海外では本当に勝負になるので日本人選手は人間的に、そしてサッカー選手として成長するのは間違いないです」
――一方カタール代表は6試合で16得点、失点は0です。かなり手強い相手となるはずですが、カタールのストロングポイントをショーンさんはどのように見ていますか
「攻撃面ですね。少ないチャンスの中で点を奪えるので、しっかりとマークしないといけないし、守備陣の集中力も期待したいです」
――カタールの要注意人物は得点ランクトップのアルモエズ・アリと見て間違いなさそうですか?
「そうですね。彼は本当にスピードもあって、様々なゴールを奪えるタイプ。彼にチャンスを与えないようにプレーしなきゃ」
――現地の雰囲気などはどうでしょうか
「思ったより良いですね。結構サポーターが入って、良い雰囲気を作られてます」