日本代表の伊東純也【写真:田中伸弥】
柏レイソルは2日、同クラブに所属する日本代表FW伊東純也がベルギー1部のゲンクへ期限付き移籍することが決定したとして発表を行った。
現在25歳の伊東は2015年にヴァンフォーレ甲府に加入してプロデビュー。翌年柏へ移籍し、主力として活躍した。3年間の在籍でリーグ戦欠場は1年目の1試合のみであり、過去2シーズンは全試合出場を達成していた。
2017年末からは日本代表でもプレーしている。ロシアワールドカップ出場は逃したが森保体制では代表に定着し、AFCアジアカップ2019でも5試合に出場して準優勝に貢献した。
「柏レイソルに来て3年間、色々な経験をさせてもらいました。成長できたことも、サッカーをもっと好きになれたのもすべて柏レイソルのおかげでした。しかし、今以上にうまくなりたい、そしてチャレンジしたいという気持ちにさせてくれたのも柏レイソルでした」と伊東は柏公式サイトを通してコメントし、「自分のサッカーがどこまで通用するのか、もっと成長できるのかを考えた末に移籍を決断しました」と述べている。
過去に元日本代表FWの鈴木隆行氏が所属したこともあるゲンクは、3回のリーグ優勝を達成している有力クラブ。今季は好調な戦いぶりを見せ、現時点で2位に7ポイント差をつけての首位に立っている。
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