清水、補強・総合評価ともに上がらず。北川らで織りなす攻撃陣は魅力、一方で課題は?【2019年Jリーグ補強診断】

2019年のJ1リーグがまもなく開幕する。新シーズンに向け各クラブはどのような補強を行ったのだろうか。今回は、ヤン・ヨンソン体制2年目を迎える清水エスパルスを取り上げる。

2019年02月18日(Mon)10時20分配信

シリーズ:2019年Jリーグ補強診断
text by 編集部 photo Getty Images
Tags: , , , , , , ,

攻撃陣には期待。課題は…

清水エスパルス
清水エスパルス【写真:Getty Images】

 ヤン・ヨンソン体制1年目となった昨季は、明治安田生命J1リーグで8位になるなどまずまずの成績を収めた清水エスパルス。その原動力となったのは、やはり攻撃陣の活躍があってのものだろう。

 昨年、日本代表デビューを果たした北川航也はリーグ戦34試合で13得点を叩き出し、昨季途中で加入したドウグラスは15試合の出場で11得点をマークするなど文句なしの成績を収めた。

 そんな二人の活躍もあって昨季のJ1リーグにおける総得点数では川崎フロンターレに次いで2番目タイに多い数字となる「56得点」を叩き出した清水。北川、ドウグラスの二人は今季も健在であり、昨季リーグ戦で二桁得点をマークした金子翔太も楽しみな人物だ。白崎凌兵の移籍は痛かったが、V・ファーレン長崎からは中村慶太が加わっており、こちらにも大きな期待を寄せることができる。

 やはり今季も、抜群の破壊力を持つ攻撃陣は上位進出へのカギを握ることになりそうだ。

 一方で課題は守備だ。昨季はリーグ戦全34試合で48失点を喫しており、決して満足できる内容ではなかった。

 そんな守備陣に新たに加わったのは、エウシーニョとヴァンデルソンだ。前者は川崎Fでリーグ連覇に大きく貢献しており、Jリーグでも屈指のサイドバックである。もちろん新チームでも主力としてプレーすることが濃厚であり、彼には爆発的な活躍が求められる。

 後者は身長186cm、体重83kgの体躯を誇っており、長くブラジルでプレーしていた実力派CBだ。フレイレの穴を埋めるには、十分な選手だと言える。成長著しい立田悠悟と激しいポジション争いを繰り広げると思われるが、チームにとってはそうした競争が行われるのも嬉しいポイントだ。

 攻撃陣が躍動しているだけに、守備の不安定さは何としても改善したいところ。そこが修正されれば、昨季よりも上の順位でシーズンを終わらせることも可能なはずだ。

【次ページ】補強・総合力診断

1 2

新着記事

↑top