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「もどかしい気持ち感じた」。香川真司、森保J初招集までの心境の変化

text by 編集部 photo by Wataru Funaki

香川真司
香川真司【写真:舩木渉】

 日本代表は18日、キリンチャレンジカップ2019のコロンビア代表戦に向けた合宿をスタートさせた。MF香川真司が、ロシアワールドカップからの心境の変化を語っている。

 森保一ジャパン初招集の香川真司は、ロシアワールドカップ以来の日本代表。“常連”だった香川は、しばらく代表を離れたことで、かえって次の目標が明確に見えているようだ。

 香川は「9月、10月と代表に行かず…、行かずっていうか、ドルトムントでも(試合に)出られてなかったので、呼ばれない中、9月は逆に良いオフを過ごせた」という気持ちだったという。しかし、「やっぱ10月、11月になってくると、ちょっともどかしい気持ちを自分も感じましたし、ドルトムントでも出られてなかったので、余計にそういう場で競争したいなっていう気持ちが芽生えた」そうだ。

 そのスタートとなる2試合。香川にとっては一つのリスタートとなる。それでも、「またいろいろ試合に出られない時期だったり、ケガであったり、厳しい時期が訪れると思うので、覚悟して挑んでいきたい」と香川。「そういう意味で、この2試合、良いスタートを切れるようにチームのみんなとやっていきたい」と意気込んでいる。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

【了】

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