香川真司という良質なスパイスは、日本代表に何をもたらすのか? ピッチで表現すべき役割

日本代表は22日、キリンチャンレンジカップ2019でコロンビア代表と対戦する。注目はやはり香川真司だ。ロシアW杯以来となる代表招集を受けた背番号10がどういったプレーを見せ、どういったことを森保Jにもたらすのかは、この試合の大きなポイントになってくるだろう。(取材・文:河治良幸)

2019年03月22日(Fri)10時40分配信

text by 河治良幸 photo Getty Images
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やはり注目は香川真司

香川真司
コロンビア戦での注目選手はやはり香川真司だ【写真:Getty Images】

 今夜コロンビア戦が行われる。“森保ジャパン”で初招集の香川真司がスタメンに名を連ねるかどうか、どういう活躍を見せるかは注目の1つだ。

 持ち前の技術、ベシクタシュに移籍して改めて披露しているゴールに直結するプレーと言ったものにも期待したいが、これまで“森保ジャパン”に無かったリズムやアクセントを中盤から生み出していけるビジョン、ボールを持っている時、持っていない時の両面から攻撃の良い効果をもたらせるビジョンと実行力はタレントの豊富な2列目でも香川ならではのスペシャリティであり、AFCアジアカップで準優勝に終わった日本代表が1つ上のクオリティを得るきっかけになりうる。

 逆にここまで香川の存在抜きにチーム力を高めて来たことが、香川という良質なスパイスの効果をピッチに表現してくれるかもしれない。やはりこれまでは機動力と推進力に溢れる2列目の中島翔哉、南野拓実、堂安律が前向きに躍動して攻撃を引っ張り、それを前線の大迫勇也が引き出す、いわば前輪駆動型の攻撃スタイルだった。

 その流れがハマれば破壊力のある攻撃になるが、相手に対策され、リズムを狂わされると機能低下しやすく、また守備が後手に回る時間帯にもボールを持った時に落ち着きをなかなか取り戻せないというリスクもはらんでいた。

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