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U-22日本代表、マカオに8-0で白星発進。上田綺世ハットなど後半ゴールラッシュ

text by 編集部

上田綺世
上田綺世【写真:Getty Images】

【U-22 8-0 U-22マカオ AFC U-23選手権予選第1節】

 AFC U-23選手権予選グループI組第1節の試合がミャンマーのヤンゴンで行われ、U-22日本代表がU-22マカオ代表と対戦した。

 東京五輪世代となる現U-22代表は、来年1月にタイで行われるAFC U-23選手権の出場を目指して予選の戦いに臨む。マカオのほかミャンマー、東ティモールと同居したグループで首位になれば本大会出場、2位であれば他グループとの兼ね合いで成績上位チームが本大会出場となる。

 格下マカオに対してやはり圧倒的にボールを保持する展開となった日本だが、前半は引いて守備を固める相手に手を焼く。決定的な形でシュートに持ち込める形は少なく、シュートも精度を欠いた。

 前半は結局まさかの無得点で終了。フラストレーションの募る展開となった日本だが、後半にはようやくエンジンがかかり、立て続けにゴールネットを揺らし始める。

 51分にはCKからのボールにDF町田浩樹がヘディングで合わせて待望の先制点。54分には後半開始から出場のFW上田綺世がFW前田大然からのクロスに合わせて2-0とした。

 60分にはMF三好康児からの浮き球を受けた上田が胸トラップから右足で決めて3点目。67分にはCKからDF板倉滉がエリア手前に落としたボールをMF遠藤渓太がゴール左隅に突き刺した。

 69分には前田がドリブルで持ち込んで左足で5点目を蹴り込む。わずか1分後には三好のスルーパスから上田がハットトリックとなるゴールを決め、72分にも三好のクロスに合わせた前田が7点目を奪った。

 20分あまりで7ゴールを叩き出した日本は、終盤に17歳のMF久保建英も投入。最後は後半アディショナルタイムに久保のCKから板倉が8点目を蹴り込んで試合を締めくくり、予選突破に向けて白星発進を切ることに成功した。

【得点者】
51分 1-0 町田浩樹(日本)
54分 2-0 上田綺世(日本)
60分 3-0 上田綺世(日本)
67分 4-0 遠藤渓太(日本)
69分 5-0 前田大然(日本)
70分 6-0 上田綺世(日本)
72分 7-0 前田大然(日本)
90+6分 8-0 板倉滉(日本)

【了】

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