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Jリーグ 5年前

1998年Jリーグ。W杯3戦全敗も世界に立つ。一方で横浜Fが消滅…希望と失望が混在した1年に【Jリーグ平成全史(6)】

シリーズ:Jリーグ平成全史 text by 編集部 photo by Getty Images

ベストイレブン、個人賞

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驚異的な得点感覚を示した中山雅史【写真:Getty Images】

ベストイレブン
GK:楢崎正剛(横浜フリューゲルス)
DF:相馬直樹(鹿島アントラーズ)
DF:田中誠(ジュビロ磐田)
DF:秋田豊(鹿島アントラーズ)
MF:小野伸二(浦和レッドダイヤモンズ)
MF:奥大介(ジュビロ磐田)
MF:藤田俊哉(ジュビロ磐田)
MF:名波浩(ジュビロ磐田)
MF:ドゥンガ(ジュビロ磐田)
FW:中山雅史(ジュビロ磐田)
FW:柳沢敦(鹿島アントラーズ)

 これまで毎年ベストイレブンに名を連ねていた井原正巳が、初めて選外となった。磐田は年間王者こそ逃がしたものの、6名が選出されている。また、高卒ルーキーながらクオリティの高さを示した小野伸二、22得点を挙げて得点ランキング3位に入った柳沢敦がそれぞれ初選出を果たしている。

個人賞
最優秀選手賞:中山雅史(ジュビロ磐田)
得点王:中山雅史(ジュビロ磐田)
新人王:小野伸二(浦和レッドダイヤモンズ)
最優秀監督賞:オズワルド・アルディレス(清水エスパルス)
優勝監督賞:ゼ・マリオ(鹿島アントラーズ)
優秀主審賞:レスリー・モットラム
優秀副審賞:上荒敬司
フェアプレー特別賞:清水エスパルス
フェアプレー個人賞:相馬直樹(鹿島アントラーズ)

 ギネス記録に認定されるほどの驚異的なペースでゴールを重ねた中山雅史。27試合の出場で36得点を奪い得点王に輝いた。年間36ゴールは今も破られていないリーグ最多記録である。また、MVPに選出されている。磐田をリーグ王者に導くことはできなかったが、誰もが納得する受賞だった。

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