世界最高の戦い、ここにあり。リバプールはなぜ完敗を喫した? メッシだけではない貢献者

チャンピオンズリーグ準決勝1stレグ、バルセロナ対リバプールの一戦が現地時間1日に行われ3-0でホームチームが勝利している。この試合で大暴れしたのはやはりリオネル・メッシだった。異次元FK含む2ゴールでリバプールを粉砕。まさにワールドクラスの輝きを放った。そしてもう一人、アウェイチームにとって厄介だった男が存在する。(文:小澤祐作)

2019年05月02日(Thu)12時00分配信

text by 小澤祐作 photo Getty Images
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まさにワールドクラスの激戦

リバプール
リバプールはアウェイでバルセロナと対戦し、0-3の完敗を喫した【写真:Getty Images】

 90分間があっという間に過ぎ去った。まさに世界最高の戦いだったと言えるだろう。チャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグ、バルセロナ対リバプールの一戦は、一瞬たりとも目が離せない激闘となった。

 2季連続の決勝進出を狙うリバプールは、この試合でお馴染みの4-3-3のフォーメーションを採用。モハメド・サラー、サディオ・マネ、フィルジル・ファン・ダイクといったメンバーが先発に名を連ねたが、本来1トップのファーストチョイスであるロベルト・フィルミーノのコンディションが万全ではなかったため、CFにはジョルジニオ・ワイナルドゥムが起用された。そのため、ブラジル人FW不在のなかでいかにしてバルセロナを攻略するのかは、リバプールにとって重要なポイントとなった。

 一方バルセロナも4-3-3のシステムを採用。前線の3枚はルイス・スアレス、リオネル・メッシ、フィリッペ・コウチーニョで組まれ、中盤にはアルトゥールではなくアルトゥーロ・ビダルが起用された。

 そして試合開始のホイッスルが鳴り響く。そこからまもなくして、両者の持ち味がいきなり発揮される形となった。

 リバプールは相手陣内深い位置まで猛烈なプレスを与えにいき、バルセロナのビルドアップを阻止しにかかる。中盤3枚も高い位置を取り、それに合わせてディフェンスの選手も最終ラインを押し上げるなど、全体でバルセロナの選手を捕まえにいった。

 しかし、そのプレスを回避する技術の高さを、ホームチームはさっそく見せつける。開始わずか30秒、マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンからパスがつながり、最後はスアレスがクロスまで持ち込んだシーン。ドイツ人GKからスアレスのクロスに至るまで、バルセロナは計7本のパスを繋いでいるのだが、リバプール守備陣は一度もボールに触れることができなかった。

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