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18/19ヨーロッパリーグベストイレブン。長谷部誠は選外、上回った2人のCBとは? Fチャン編集部選定の名手たち【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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フランクフルトのルカ・ヨビッチ(左)とチェルシーのオリビエ・ジルー(右)【写真:Getty Images】

ルカ・ヨビッチ(セルビア代表/フランクフルト)
生年月日:1997年12月23日(21歳)
今大会成績:14試合出場/10得点1アシスト

 今季大ブレイクを果たしたセルビア代表ストライカー。左右両足、頭とどこからでも得点を奪うことができる恐ろしい選手であり、まだ21歳と若いもののゴール前での落ち着きぶりはすでにベテランの域に達している。その活躍には数多くのビッグクラブが関心を寄せており、すでにレアル・マドリー移籍が確定したとの報道も出ている。どこまでが事実か定かではないが、いずれにしても去就には大きな注目が集まるだろう。

 リーグ戦32試合に出場し17得点6アシストと大爆発した同選手は、ヨーロッパリーグでもその才能を存分に発揮した。セルビア代表FWは同大会で14試合に出場し、10得点1アシストの成績を収めるなど、フランクフルトのベスト4入りに大きく貢献したのである。残念ながらファイナルの舞台にはたどり着けなかったが、世界にその名を知らしめるには十分すぎる結果だった。

オリビエ・ジルー(フランス代表/チェルシー)
生年月日:1986年9月30日(32歳)
今大会成績:14試合出場/11得点4アシスト

 ロシアワールドカップでフランス代表の優勝に大きく貢献した長身FWは、ヨーロッパリーグでも大きく躍動した。ポストプレーの上手さに長け、空中戦の強さも際立つ同選手は、グループリーグの後半戦から得点を量産し、あっという間に同大会の主役に躍り出た。ラウンド16の2ndレグ、ディナモ・キエフ戦では3得点1アシストをマークするなど、爆発的なパフォーマンスを発揮している。

 ファイナルでも貴重な先制ゴールをマークし、エデン・アザールの得点を演出するなど1得点1アシストの好成績を収め、見事チェルシーの優勝に大きく貢献した。この結果、ジルーは今季のEL得点王を獲得。ベストイレブンに選ばない理由はどこにも見当たらないだろう。

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