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新体制浦和、後半ATの劇的同点弾で連敗ストップ。G大阪と鹿島も1-1ドロー

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

浦和レッズ
浦和レッズ【写真:Getty Images for DAZN】

 明治安田生命J1リーグ第14節が1日に行われ、19時キックオフの試合では川崎フロンターレと浦和レッズ、ガンバ大阪と鹿島アントラーズがそれぞれ対戦した。

 王者川崎Fは前節まで9試合連続無敗と好調を維持し、2位にまで浮上していた。一方の浦和はリーグ戦4連敗と低迷し、5月28日にはオズワルド・オリヴェイラ前監督との契約を解除。大槻毅新監督のもとでの初戦を迎えていた。

 前半を両チームスコアレスで折り返したあと、54分に先手を取ったのは川崎F。左サイドに侵入した登里享平がダイレクトでクロスを折り返し、フリーで中央に走り込んだレアンドロ・ダミアンが押し込んだ。L・ダミアンは今季5点目。

 そのまま川崎Fが勝利を収めるかと思われたが、後半アディショナルタイムの95分にドラマが待っていた。終盤の猛攻で左CKを獲得した浦和は、前線に上がったGK西川周作のタッチからこぼれたボールを最後は森脇良太がシュート。試合のラストプレーとなった得点で1-1のドローに持ち込み、新体制初戦で連敗を止めることに成功した。

 G大阪対鹿島の一戦は前半13分、敗れれば最下位転落となるG大阪が先制。ゴール前での混戦からアデミウソンがエリア手前に落とし、今季リーグ初先発の食野亮太郎が鮮やかなミドルを突き刺した。

 だが鹿島も前半のうちにタイスコアに追いつく。左サイドへの大きな展開から安西幸輝がエリア内に持ち込み、土居聖真へマイナスのパスを送ると、巧みなファーストタッチで守備陣をかわした土居が右足でゴール左隅へ蹴り込んだ。後半は両チームともに得点は生まれず、1-1のドローでタイムアップを迎えた。

【了】

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