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長友佑都、日本代表歴代3位タイの116試合出場。「1位じゃないんで嬉しくない」

text by 編集部 photo by Getty Images

長友佑都
長友佑都【写真:Getty Images】

【日本 0-0 トリニダード・トバゴ キリンチャレンジカップ2019】
 
 キリンチャレンジカップ2019の日本代表対トリニダード・トバゴ代表の試合が5日に豊田スタジアムで行われ、0-0のドローに終わった。

 この試合で代表通算116試合目となったDF長友佑都は岡崎慎司、川口能活氏と並び歴代出場ランキング3位タイとなった。「まあ3位というか、1位じゃないんでね。全然嬉しくないですよ。ヤットさん(遠藤保仁)152ですよね。遠いなあと。でもやるからには目指したいなと思います」と長友自身は今後も代表での出場に意欲を見せている。

 森保一監督になり初めて試みた3バックについては「正直、やる前はもっと難しい試合になるなと思ってた」と語る長友だが「ただ入ってみればDFラインもすごい集中していたし、とにかくみんなが相手のいやなところ、ギャップに立って特に(中島)翔哉、(堂安)律のところにね、いいボールが入ったりしてチャンスは作れてたんですけどね、決められなかったってところだけがすごい大きな課題かなというのはあります」と得点は決められなかったが一定の手ごたえは感じているようだ。

 収穫を挙げる一方で、ホームで無得点に終わった事には満足していないようだ。「結果を受け止めないといけないです。親善試合で、しかもホームでやって代表ってものはつねに勝利を求められてる場所なんでね、とにかく初めてのシステムである程度うまくいった部分、ポジティブな部分がすごい見えましたけど、ちょっと課題というかやっぱり結局0点ってところを重く受け止めたいなと思います」と長友は試合を振り返った。

 続けて「トッププレーヤーなら決めてるんで。メッシやクリスティアーノ・ロナウドだったら何点決めてるんだって話でしょう、結局。だからそこまでのレベルになれとは言えないですけど、ただやっぱり1人1人がチャレンジして厳しい環境の中、厳しい当たりの中でどれだけのクオリティを発揮できるかっていう環境とトレーニングの意識は持っていかないと厳しいと思います」と語る長友は今後の課題も口にした。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

【了】

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