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長友佑都、A代表デビューの久保建英を絶賛。「ドラえもんみたい」「読めない」

text by 編集部

長友佑都
長友佑都【写真:Getty Images】

 キリンチャレンジカップ2019、日本代表対エルサバルドル代表が9日に行われた。試合はホームの日本代表が2-0で勝利を収めた。

 この試合でDF長友佑都はベンチ入りしたものの、出番はなかった。ピッチの外から戦況を見つめた長友はA代表デビューとなったMF久保建英を絶賛している。

 キリンチャレンジカップで試した3バックについて聞かれた長友は「この2試合で試せた部分があって、なかなかこの相手でワールドカップをイメージした先の強い相手をイメージした時にどうなのかっていうのはありますけど、でも試せたっていうのが第一歩だと思いますよ」と話した。

 A代表デビューとなった久保について聞かれた長友は「久保君ね、建英。うーんとね、いやもうドラえもんみたいやなと思って。ドラえもんみたいっていうか、なんでもアイテムとか引き出しが多すぎて、何を出すか分かんないんだよね。彼とも練習やったりとかね、僕も練習を見たりとか、今日の試合も見てるけど、ホント分かんないんだよね。読めない。左利きの選手って僕、止めやすいんだよね。っていうのも結構分かりやすから、自分が左に持ってクロスとか、中に入ってシュートとかっていうのを基本的にやりたいんですけど、建英の場合はタテにも行ける持ち方するんで、あまり左足だけを切れないんですよね。あの持ち方すごいですよ。すごい才能ですよ」と話し、18歳の若武者を絶賛している。

 また、長友は久保と試合後に談笑していたことについて聞かれると「シュートシーンのところですよ。力んだなって。彼くらいのね、能力あって冷静にね、客観的に自分を見れてる選手でも、やっぱりああやって新しい環境、新しい世界に飛び込んだ時に緊張感というかね、そういったもので力んだりとかね、やっぱり固まったりするんだろうなっていうのを思ったんでね。これはまた彼が経験していってギリギリの中の戦い、海外だとかあとは日本代表、日の丸背負ってね、ギリギリの中で戦う中でまた彼が学んでいって成長していく部分かなと思いますよ」と話した。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

【了】

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